shirakawa go around

16.11.15

三輪 了

白川村の楽しみ方

衝撃!昔の暮らしはこんなに大変!

白川村内には合掌造りの中を見学できる施設がいつくかあります。

 

荻町にある和田家、神田家、長瀬家が代表的な施設です。

 

僕は観光客の方には、どこか1つでも見学することをオススメしています。

 

なぜなら、外観を見ているだけでは味わえない

合掌造りの魅力や、そこでの暮らしぶりを感じることが出来るからです。

 

荻町から車で20分くらいのところにある平瀬地区のちかくの「御母衣」というところにも

1軒、中を見学できる施設があります。

 

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遠山家です。(現在は旧遠山家民俗館といいます)

 

これまで幾度となくここの前を通ったにも関わらず

なかなか見学できずにいたのですが、

先日、ようやく見学することができました。

 

旧遠山家民俗館 概要

旧遠山家のこの家屋は建築年代が文政10年(1827)頃で、能登の大工によって建てられたもの。その後一度改築されて150年たった今も屋内は黒光りし、外観もどっしりとした威容を誇っています。

1階部分は居住、2〜4層は養蚕スペースとなっており、床下では火薬の原料となる焔硝づくりが明治20年まで行われていました。

なお、この集落は耕地となる平地に恵まれず分家することが容易ではなかったため、大家族形態の家族構成だったといわれています。この合掌家屋から当時を偲ぶことができます。(白川村役場HPより引用)

 

 

 

驚きの大家族制!

 

中を見学すると、いろいろな部屋が出てきます。

まず、その部屋数の多さにビックリです!

 

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各部屋に、説明文が書いてあるのでとても分かりやすい。

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この説明のおかげで、当時の暮らしぶりに想いを馳せることが出来ます。

 

 

多い時では、この家になんと50人もの人が暮らしていたとのこと!!!

 

 

うちの実家は多い時で8人、

今の旅館の生活でも多くて10人くらいで生活していましたが

 

 

それが、50人って・・・・・・想像を絶します!!!

学校の1クラスより多いですからね!

 

 

 

 

展示物が充実!

民俗館というだけあって、展示物がとても充実しています。

 

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本当にいろいろな道具があるのに驚きます。

昔の人たちは知恵と工夫で暮らしていたんですね。

なんでもボタンひとつで出来てしまう現代とは大違いです。

生きる力強さが、道具から伝わってきます!

 

その中でも特に気になった道具がコレ!

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こんなモノまで作っていたんですね!!(安全面が気になりますが)

最初見たときは、人形の怖さにドキっとしちゃいました(笑)

 

 

 

衝撃のトイレ!!僕は無理です!

 

そして、何より衝撃を受けたのがトイレです!

スタッフさんから「ぜひ、見て下さい」と言われたので見てきました。

 

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全体が入りきっていなくて見にくいかもしれませんが

大きな大きな木樽のようなものに、板が二本かけてあります。

ここにまたがって用をたす訳ですが

多い時は4人同時に用をたしていたと聞きました。

「じいちゃんの長かったなぁ」といった会話もしてたと言います(笑)

※ちなみに長かったとは、時間の長さではありませんよ~

 

これと同じトイレが2つあります。

 

なぜ、こんなにも巨大なトイレが2つあるのか??

 

説明書きにはこうありました。

「大家族であり冬期間が約半年と長く

また、草やワラを切り込み、肥料として

春の雪解けを待って汲み取りを行うため

大きな便所が必要でした」

 

まさに衝撃です!!!

 

 

半年も汲み取れないなんて・・・・・・

 

 

臭いもビジュアル的にも、かなりキツかったことが

容易に想像できます。

 

 

 

当時の厳しい暮らしぶりを体感できる!

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今まで、合掌造りの見学施設は何軒か見てきましたが

その趣ある建築の美しさや重厚感にばかり目がいっていました。

 

でも、今回、旧遠山家民俗館を見学して

その当時の厳しい暮らしぶりを、シミジミと感じることができました。

 

そんな厳しい暮らしの中で

人々は助け合い、たくましく生きていたんだなぁと。

 

特に最後に見たトイレが、それを僕に教えてくれましたね!

 

 

平瀬温泉地区に行かれた方は、ぜひ旧遠山家民俗館に入ってみて下さい。

 

料金などの詳細はコチラをどうぞ♪

http://shirakawa-go.org/kankou/guide/270/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

三輪 了

三輪 了

明治から続く旅館「城山館」の若女将をお嫁さんにもらったことから、白川郷で暮らすように。現在は城山館の若旦那。前職である広告・編集業の経験を活かし、”ヨソモノ”の視点で白川郷の魅力をお届けします!息子との村内散歩が日課です。本サイトの編集長。

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