shirakawa go around

17.05.25

下山勝巳

畑の片隅で

こんにちは、下山です。

春は農作業の季節でもあります。
我が家は自分ちで食べるものを作る程度の家庭菜園程度のなんちゃってお百姓。
うちのかみさんは僕よりも一回り年下ですが、畑仕事が好きなようで隣のおばあちゃんに聞いたりしながらマイペースに畑仕事を楽しんでいます。

わが家の畑。去年の秋に植えたにんにくと玉ねぎが育っています。
端にはかみさんが今年植えたトマトやら茄子やら大葉やら。

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下段の畑。アスパラは自分の子供のころからちょっと肥料あげるぐらいでほったらかしですが、毎年同じ場所でもりもり生えてきてくれます。

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さて、うちの畑では農作物以外にも大切にしているものがあります。

一つはこれ。こちら、白川村では「アズキナ」と称される植物です。正式な名称は「ナンテンハギ」です。

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若い芽を摘んで食べるのですが、摘むとはその都度新しい芽が生えてくるので、何回も収穫することができます。
おひたしやてんぷらにすると、とても美味しい!!

増えないだろかと思って畑の片隅に生えていたアズキナを草刈りのときに刈らずに何年も残しておいたところ、だんだんと株が増えてきました。

 

 

石垣の下にひっそりとあるイカリソウ。割と貴重な山野草なのですが、おそらく母か祖母が観賞用に育て始めた株が少しづつ数を増やしています。

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同じく観賞用のヤマシャクヤク。
こちらも祖母か母が植えたものでしょう。

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他にも、今は姿がまだ見えませんが、草地に見える場所でも、何気にひっそりと、祖母や亡くなった母が植えた山野草などが生き続けています。
中には、僕が生まれた頃からずっとあるもの、40年以上そこにあるものもあります。
我が家がもともとあった馬狩集落にも、ともすれば何百年とそこに咲き続けているかもしれないものがあります。
小さな小さな「引き継がれてきて残っているもの」ですが、世代が変わっても残していけると良いなぁと、そんなことを思いながら暮らしています。

白川村に観光に訪れるのであれば、路傍の花や建物の周りに植えられた植物を、ちょっと気にしてみると面白いかもしれません。
あるいは、移住してくる方がいらっしゃるのであれば、引っ越してきた建物の周りの草や花、そういったものを気にしてみると、また違う生活のストーリーが生まれてくるかもしれません。

この記事を書いた人

下山勝巳

下山勝巳

白川村生まれ、白川村育ちの会社員。趣味できのことったり山菜とったりきのことったり、古い文献に触れてみたり、昔の古い時代の話を調べたり、口伝を記録してみたり、わりと変わったことに興味もってみたりしています

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